s こんなやつ、生かして・・・

毎日新聞(08/6/17)

 《幼女4人連続誘拐殺人事件で、2008年6月に死刑を執行された宮崎勤元死刑囚について、当時法相だった鳩山邦夫氏が民放の収録番組で「最も凶悪な事案の一つと思うから、宮崎(元死刑囚)を執行すべきだと思うが、検討しろと私から指示した」と発言していたことが29日、分かった。(略)死刑執行は、法務省刑事局の検事が心神喪失など執行停止となる事情の有無などを点検。さらに矯正局などの決裁を経て、最終的に法相が執行命令書にサインする。番組の中で鳩山氏は、「ここまで非人間的というか、悪くなれる人間がいるんだなと。凶悪性にびっくり」「こんなやつ、生かしてたまるかと思う」などと発言した》(東京新聞・10/12/31)刑訴法では死刑確定から六ヶ月以内に執行する定めだが、なぜそうなっていないのか。確定死刑囚は本年末で111人、これまでの最多だそうです。どうしてなのか。

 鳩山氏は大臣任期中に13人の死刑執行にサインした。「自分の(任期の)間に少しでも違法状態を解消しようと思った。考えてみれば少なかった。三十~四十人は(執行)しなくてはならなかったと反省している」(同上) どこか、明らかに感覚が狂っていないか。法務行政の職務に忠実だというなら、もっと別の関わり方があったのではありませんか。この程度の感覚でしかない木偶の坊。「こんなやつ、法務大臣であって・・・」とはいうまい。(10/12/31・記)