s 選挙とはなんだろう

 統一地方選挙の前半戦が終わった(4/10)。東京都知事は例の強面氏。4月初旬、入院中のおふくろを見舞うために帰京した。ついでに、小・中・高校まで同級生だった京都市議の友人(井上与一郎君)に依頼されて、数カ所で応援弁士を務めた。春の盛りと京都では桜が咲き誇り、嵐山や広沢の池、山越、小倉山、亀山公園、野々宮など、暇にあかせて三つちがいの姉と歩いた、呑んだ。こんなことは初めてのことだ。転院していたおふくろは元気だった。あるいはこのまま寝たきりになるのかと思うと気が重くなるが、春の桜の下を車いすに乗りながらでも眺めてほしいと切に祈った。京都市議(三二年)の友人とは高校卒以来会っていないから、なんと四八年ぶりだった。講演会には何人もの同級生も顔を見せていた。(顔かたちは変わらないものだ。とすれば、もう最初から決まってるんだ)たいした話の出来るはずもなかったが、彼は昔の彼ならずという一面を認めたし、彼は昔の彼だったという懐かしさも実感できた。「ふるさと」が大流行だが、さて、ふるさとを捨てた人間にとってふるさととはなんだろうと、殊勝な気分に襲われながら、よしなしごとをぼそぼそと口にした。その直後に、まさしく政治家という御仁の絶叫演説を聴いて、やりきれなさを感じたのはどうしてだろうか。今朝、友人の後援会会長(もまた同級生)から電話があり、友人は当選したが、陣営は勢いのないことおびただしいということだった。所属政党候補としては二位、立候補者(十一名)としては四位(定数9)。不本意なのだそうだ。同時に立候補し、小生も応援した府議会議員候補は70票ほどの差で次点だったそうだ。(11/04/11)