p 群馬県私立常磐学園

 11月25日(金)に群馬県太田市の常磐学園の高校一年生(20人ほど)が教室に来てくれました。もう何年になりますか。初期には当方から出向いたこともありました。このところは大学に来てもらっています。昨年に引き続きゼミの学生にも参加してもらい、一時間半ほどおつきあいをした次第です。当節(ずいぶんと長い年月の当節です)は猫も杓子も大学進学こそが高校の使命であるという目も当てられない錯覚に陥っている為体ですけれども、大学を卒業してからでは間に合わない職業(仕事)もあるのだし、むしろみずからのちからを育てるには生活に密着した職業に入って長い修行を重ねる方がいいのではありませんかと、まことに素っ気ない話をしてしまいました。生徒たちはどのように受け止めてくださったかよく分かりませんが、ていねいに考えて欲しいと願っているのです。偏差値(学力)という狭く偏った能力(一種の)に特化して個人を特定するような教育は、あるいは一人ひとりの生徒を尊重していないというべきかもしれない。自分で判断するちからを外にして、いったい子どもの何を育てるというのか。生徒がすこしでも世評の高い大学に新学することは、子どもの意向というよりは、むしろ学校の名誉(営業政策)であると考えている向きがあります。それを否定するのは立派な営業妨害ですから、ぼくのとるところではありません。でも、・・・といいたくなるのもまた事実です。

 常磐学園の生徒たちの実りある行く末(それは何十年もの時間を要します)を案じながら、再会を約しました。(11/11/25)