q 県立横浜翠嵐高校

 今回で何回目になるのか。秋晴れの一日(11/10/27)、神奈川県立横浜翠嵐高校の一年生とゼミの学生とがいっしょになって授業を行いました。テーマは「学校とはなんだろう」でした。ものを学ぶ動機がたったひとりの子どもの生活世界に閉じ込められたような学校教育のふがいなさ、成績の善し悪しも生徒個人の努力次第で、なんら社会的な利得をもたらさないというような教育の現状に対して、教師も生徒も疑問をもたなくていいのですか。そんな想いをぶつけたくなったのです。民主主義というのはけっして平和時のみに語られていいものではなく、もっとも悪い状況にあっても、その悪い状況を生み出している権力に対する批判精神というものはあるのだと。平和だと思われる時代にも戦争(闘い)はあるし、戦争状態にも平和な部分はある。だから民主主義はいつでもぼくたちの眼前の願いでもあるのではないか。ぼくの拙い話の後で、大学生と高校一年生が和気あいあいと語り合っていました。こんな光景を日常のものにしたいと長い間願ってきました。学校という息の詰まる場所で、その息苦しさを破るような場面がどれだけ作り出せるか、それもまたこの社会における長年の課題でもあるのです。(11/10/30)